「今はメガネをかけているけど、就職したらコンタクトレンズを付けようかな」
と考えている人は多いのではないでしょうか?
では、臨床検査技師の仕事をするときにはメガネとコンタクトレンズ、どちらがいいのでしょうか?
ここでは、それぞれのメリットを紹介します。
メガネをかけて仕事をするメリット
すぐに装着できるので、朝の支度の時間が短縮!
臨床検査技師として特に病院で働く場合は、朝早く出勤することが多いです。
早番のシフトだと、それこそ5時ごろ起きて7時には職場に到着していないといけないことも。
できるだけ朝の身支度は早く終わらせたい!そんな人はメガネがおすすめです。
メガネはすぐに装着できます。
耳にさっとかけて終了!それこそ1秒で終わります。
しかし、コンタクトレンズは、慣れるまでは目に入れるのに時間がかかります。
私もはじめてコンタクトレンズを付けたときは、片目で30分かかったこともありましたね…(笑)
でも、毎日つけているうちに慣れていきます。
もし、就職したらコンタクトレンズにしたいと考えているのであれば、学生の時間のあるうちに使い捨てのコンタクトレンズで練習しておいたほうがいいかもしれないですね。
顕微鏡を長時間観ても目が乾きにくい
臨床検査技師は、顕微鏡を観ることがあります。
特に、血液検査や病理検査の担当になると、長い時間、顕微鏡を観ることになるかもしれません。
顕微鏡を観ていると、自然とまばたきの回数が減るので眼が乾きます。
特にソフトコンタクトレンズは、時間が経つにつれて乾いていくので、眼に違和感を覚えることもあります。
ソフトコンタクトレンズの素材は含水性素材といい、最初から水分を含んだ素材でできています。
濡れたスポンジをしばらく放置しておくと少しずつ乾いていくように、ソフトコンタクトレンズも、時間の経過とともに少しずつ乾いていきます。
そして周りに水分があれば、本来の潤いを取り戻すために吸い取ります。
これはレンズを眼に入れている場合でも同じで、眼を閉じていても、時間の経過と共にレンズは乾き、周りの水分を吸収していってしまいます。
コンタクトレンズよりもメガネのほうが、眼が乾くのを抑えることができるます。
ドライアイの人、長い時間顕微鏡を観る業務の人はメガネを選択してもいいかもしれません。
コンタクトレンズをつけて仕事をするメリット
マスクをしても曇らない!
メガネをかけてマスクをするとメガネが曇ったという経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか?
あれ、地味にいやですよね。
ちなみに、なぜ曇るのかというと、冷たいメガネにマスクの中で温められた息が触れることによって水蒸気が発生するからです。
特に、冷たい場所から暖かい場所に移動したときに顕著に起こる現象です。
職場で、ずっと同じ温度の部屋にいるのであればそこまで問題はないかもしれませんが、温度差のある部屋を移動する場合は対策が必要です。
簡単にできる対策としては、
●マスクの上の部分を外側に折りこみ、上に空気が漏れないようにする
●メガネのレンズに曇り止めを塗る
などががあります。
コンタクトレンズにすれば、曇る心配はありませんね。
ちなみに、マスクはつけないといけないのか?と疑問に思うかもしれませんが、患者さんと接する業務のときはできればつけておいたほうが無難です。患者さんからの病気の感染を防ぐことができます。
顔の印象が明るくなる
メガネをすると、顔全体の印象が地味になることがあります。
医療職だと、あまりインパクトのある色や形のメガネをつけるわけにもいかないし…。
特に、生理検査を担当することになると、患者さんと接することが多くあります。
初対面の患者さんに安心して検査を受けてもらうためには、担当する技師が笑顔で声かけをすることが大事です。
「この技師さん…なんか暗い印象だけど大丈夫かな?」
と不安を与えてしまうのはよくありません。
男性はメガネをすると真面目でしっかりとした印象になる人が多いですが、女性はメガネをすると地味で暗い印象になってしまいがちです。
メガネからコンタクトレンズに変えるだけで表情がわかりやすくなります。
もともと暗い印象を持たれてしまう人ほど、コンタクトレンズにして表情を見せるようにしましょう。
まとめ
メガネが向いている人
●朝の支度に時間をかけたくない
●朝早くから仕事が始まることが多い
●仕事で顕微鏡を長時間使う人
●ドライアイの人
コンタクトレンズが向いている人
●仕事中マスクをかける人
●寒暖差のある部屋を移動する人
●メガネをかけると暗い印象になってしまう人
そんな人は、ネット通販でコンタクトレンズを購入してみてはいかがでしょうか?
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