国家試験に受かる必要があるんだよ
まずは、受験資格をもらえる大学や専門学校に入学して、指定されている授業の単位を取らないといけないんだ
臨床検査技師になるためには
臨床検査技師になるためには、
臨床検査技師の養成する大学や専門学校に入学する
↓
授業を受けて単位を取得する
↓
国家試験を受験する
↓
合格!!
これではじめて臨床検査技師になることができます。
国家試験と聞くと「難しそう!」と思ってしまいますが、学校でしっかりと勉強すれば十分合格できる試験です。
では、国家試験と、臨床検査技師を養成する学校のことを、それぞれ説明していきますね。
臨床検査技師の国家試験とは?
臨床検査技師になるためには、臨床検査技師の国家試験に合格する必要があります。
国家試験とは?
まずはざっくり、「国家試験」について解説します。
国家試験とは、特定の仕事に必要な資格を与えるために国がおこなう試験のことです。
例えば、お医者さんや看護師さんは、それぞれの国家試験に合格したうえでお仕事をしています。
臨床検査技師も同じように、国家試験を受けなければ仕事ができません
(ただし、例外があります。例外はまた別の記事で説明します)。
臨床検査技師の国家試験の合格率はどれくらい?
平成29年におこなわれた国家試験の合格率は、78.7%でした。
数字だけ見ると、高い合格率のように思えますが、
実際には、確実に合格できる見込みのある人だけが受験しているというカラクリがあります。
特に専門学校の場合、入学するのは比較的簡単なのですが、国家試験を受験できるところまで成績を伸ばせないと受験をさせてもらえません。
参考記事>>大学よりも専門学校の国家試験合格率が高いのはなぜ?
しかし、心配することはありません。それなりの努力をすれば絶対に合格できる試験です。
臨床検査技師を養成する学校とは?
臨床検査技師の国家試験は、誰にでも受けられるわけではありません。
こちらのページに、受験できる条件がずらーっと書いてあります。
長くてわかりにくいので、簡単にまとめてみます。
臨床検査技師の国家試験を受験できる条件
③文部科学大臣が指定した学校
または、都道府県知事が指定した臨床検査技師養成所において、
3年以上検査に必要な知識や技能を修得したもの
まず、条件①と条件②について説明します。
お医者さんは医学の勉強をしていますから、受験資格があるわけですね。
薬剤師さんや獣医さんも、臨床検査技師に関係する科目を追加で勉強することで、受験資格をもらえます。
では、それ以外の人はどうすればいいかというと、
③の臨床検査技師を養成する学校に入学する必要があるわけです。
臨床検査技師を養成する学校には、大学、短大、専門学校などがあります。
このような学校に入学すれば、必要な科目をすべて取ることができるので、受験資格を得ることができるわけです。
参考記事>>臨床検査技師になるためには大学と専門学校どちらがいいの?
まとめ
最初にも書きましたが、もう一度説明しますね。
臨床検査技師になるためには、
臨床検査技師の養成する大学や専門学校に入学し、国家試験を受験して合格する
ことが必要です。