臨床検査技師を目指す

働きながら臨床検査技師を目指せる?夜間課程なら収入を得ながら臨床検査技師になれるよ!

例えば夜間の大学みたいに、働きながら学校に通うことは可能なの?
数は少ないけど、夜間課程のある学校はあるよ。
昼間は働いて、夕方から学校で授業を受けるっていう感じかな。
けっこう大変そう…
大変なところもあるけど、メリットも多いよ。
自分の性格を考えて夜間課程を選ぶのもアリだと思うよ。

 

臨床検査技師を目指して学校に通うことを考えたときに、やはり気になるのはお金のことではないでしょうか?

特に私立の学校に通うとなると、高い授業料が必要です。

学校にもよりますが、だいたい年間100万円ほどかかるんですよね。これが3年間、4年間となると結構な額になります。

できれば親に負担をかけたくないなあ…

と思っている人も多いのではないでしょうか?

一人暮らしをする場合、「せめて生活費だけでも自分で稼げたら」と考えるかもしれませんね。

 

そういう人は、夜間課程のある専門学校に進学するという選択を考えてみてはいかがでしょうか?

夜間課程では、朝から夕方まで働き、その後に学校で授業を受けます。

収入を得ながら学校で学ぶことができるのが最大のメリットです。

ここでは、働きながら臨床検査技師を目指す人に向けて、メリットやデメリット、一日のスケジュールやどれくらいの収入が得られるのかなどを詳しく紹介していきたいと思います。

 

夜間課程がある臨床検査技師養成の学校は全国で2校だけ

夜間課程のある臨床検査技師養成の学校は全国的にも少なく、

この2校しかありません。

 

東京と京都かあ…自宅から通うのはちょっと無理かな

と思うかもしれませんが、自宅から通える距離に学校がない場合は、必然的に一人暮らしをすることになると思います。

一人暮らしをするとなるとお金がかかりますよね。

 

なので、思い切って夜間課程のある学校に進学して、生活費を稼ぎながら勉強するのも一つの手です。

自宅から通える範囲に臨床検査技師養成の学校がない人は、ぜひ考えてみてほしいなと思います。

 

一日のスケジュールはどんな感じ?

先述のとおり、朝から夕方まで仕事、それから3時間ほど学校で勉強するというのが一般的です。

東京医学技術専門学校は18時から、京都保健衛生専門学校は17時半から授業がはじまります。

それまでに学校に到着していないといけないわけなので、だいたい15時~17時くらいに仕事が終わるようにしているようです。

 

また、夕方から夜にかけて限られた時間で勉強するということは、授業中は集中して勉強する必要があります。昼間の課程のように、あとからゆっくり復習する時間はあまりありませんからね。

家では体を休めて次の日の仕事に備える必要があります。

慣れるまでは大変ですが、短期間で集中して勉強するクセをつけることが大事です。

 

どんな仕事をするの?お金はどれくらいもらえる?

仕事は、学校からの紹介がほとんどです。

 

まだ臨床検査技師の資格を持っていない状態なので、検体検査の補助、器具の洗浄などの雑用業務を任されることが多いです。

補助とはいえ、施設の検査室で働くということは、卒業後に就職するときの参考になります。

うまくいけば、アルバイトとして働いている職場に国家試験合格後に採用してもらえることもあるんですよ。

 

どんな仕事であれ、真剣に取り組むことが大切ですね。

 

いくらもらえるのか気になる人も多いと思いますが、どれくらいの時給かは施設によります。

私が聞いた話だと、某国立大の付属病院でのアルバイトで週5回一日6時間ほど働いて月に14万くらいだそうです。

普通の病院だともう少し少なくなるかもしれませんが、週5回ほど働いて生活費をまかなえるくらいと考えるとよいでしょう。

 

夜間課程の学校に通うメリット

お金を稼ぎながら臨床検査技師を目指せる

やはり、お金を稼ぎながら臨床検査技師を目指せるのが最大のメリットと言えるでしょう。

親にお金を出してもらう、もしくは奨学金を借りるのに抵抗がある人は、

「自分で稼ぎながら資格を取りたい」と考えると思います。

授業料を親から出してもらっていると、つい怠けてしまいがちです。しかし、自分で稼いだお金で学ぶことで、やる気もアップしますよ。

 

幅広い年代の人と知り合いになれる

夜間課程のクラスでは、幅広い年代の生徒が学んでいます。それこそ、上は40代の人もいます。

ふだん、そんな年上の人と接する機会がないよー

という人でも、「国家試験に合格する」という共通の目標があるので、案外仲良くなりやすいんですよ。

こういった幅広い年代の人と一緒に過ごすことは、これから仕事をしていくうえで役に立つと思います。

 

夜間課程の学校に通うデメリット

勉強のモチベーションを保つのが難しい

先述のとおり、夜間課程では夕方から3時間ほどの授業を受けます。

一日のうちに占める勉強時間が少ないので、モチベーションを保つのが難しいというデメリットがあります。

さらに、夜間課程は4年間の勉強が必要になります(昼間は3年で卒業します)。

なので、コツコツと長く勉強する必要があるのです。

 

勉強とアルバイトとの両立が難しい

働きながら勉強をするということは大変なことです。

仕事で疲れ切ってしまい、授業を受けるころには疲労困憊、ついつい居眠り…なんてことも。

仕事をして収入を得ることももちろん大事ですが、学校に通う一番の目的は国家試験に合格するために勉強することです。

もし、生活に無理がある場合は、アルバイトを変えたりする対策も必要です。

自分に合った無理のない両立を目指しましょう!

 

まとめ

夜間課程のある学校に通えば、仕事をして収入を得ながら臨床検査技師を目指すことができます。

学校のホームページに、学校生活について詳しく書かれているので、気になる人はチェックしてみてくださいね!

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