臨床検査技師の国家試験は、全国で10個の会場でおこなわれます。
平成29年度の試験では、以下の会場で実施されました。
都道府県 | 会場名 | 住所 |
北海道 | NTT北海道セミナーセンタ | 北海道札幌市中央区南22条西7丁目 |
宮城県 | 仙台卸商センター 産業見本市会館サンフェスタ |
宮城県仙台市若林区卸町2-15-2 |
東京都 | 大正大学巣鴨キャンパス | 東京都豊島区西巣鴨3-20-1 |
愛知県 | 愛知学院大学日進キャンパス | 愛知県日進市岩崎町阿良池12 |
大阪府 | 大阪商業大学 | 大阪府東大阪市御厨栄町4-1-10 |
広島県 | 広島工業大学専門学校 | 広島県広島市西区福島町2-1-1 |
香川県 | サン・イレブン高松 | 高知県高松市松福町2-15-24 |
福岡県 | 南近代ビル | 福岡県福岡市博多区博多駅南4-2-10 |
沖縄県 | 沖縄県青年会館 | 沖縄県那覇市久米2-15-23 |
>>【参考記事】臨床検査技師の国家試験ってどんな問題?試験時間や会場は?
自宅から会場までが遠く、当日の異動では間に合わないという人は必然的に前日から宿泊することになります。
しかし、
「当日、自宅から移動できなくもないけど、時間がかかりそう」
という人もいるのではないでしょうか?
「前日から宿泊する? それとも、当日に移動する?」
迷いますよね、実は私もこのパターンでした。
自宅のアパートから会場までは1時間半ほどかかることがわかりました。しかし、会場の周辺は行ったこともないところで不安もあり…。
結局、会場近くのホテルに宿泊することに決めました。
結果的に、前日からホテルに宿泊してよかったです。
しかし、前日から宿泊するのはメリットばかりでなくデメリットもありますので、それぞれ見ていきましょう。
国家試験の前日から宿泊するメリット
やはり一番のメリットは、アクシデントや天候に左右されず、会場にすぐにたどり着けることです。
国家試験を受験できるのは受験日の一日だけ。
万が一何かアクシデントがあっても、会場の近くに宿泊していれば会場までたどり着ける可能性はぐんと高くなります。
特に、臨床検査技師の国家試験は真冬の2月におこなわれるので、雪などの影響を受ける可能性もあります。
そういう場合は、試験時間の開始を遅くしたりといった対応がされるかと思いますが、受験する立場であれば気が気でないですよね。死にもの狂いで会場にたどり着いたころには疲れ切ってしまい、試験で実力が出せなかった…なんてことも。
特に、雪の多い地域では注意が必要ですね。
また、あってはならないことですが、自分の不注意で寝坊や電車の乗り間違いなどで会場までたどり着けないこともあるかもしれません。
国家試験は平日の朝からおこなわれます。ちょうど通勤ラッシュと重なりますので、余裕をもって家を出たつもりでも、思った以上に時間がかかってしまうこともあります。
前日から宿泊していれば、このようなアクシデントを防ぐことができます。
●雪の多い地域に住んでいる人
●移動ルートで通勤ラッシュが予想される人
●早起きする自信がない人
こういった人は、ぜひとも前日から宿泊することを考えてみてはいかかでしょうか?
ホテル・宿予約サイトを使えば、会場付近のホテルを簡単に検索・予約することができますよ。
国家試験の前日から宿泊するデメリット
デメリットとして挙げられるのは、やはり普段と違う環境だということ。
学校がまとめて宿泊先の手配をしてくれることがありますが、そうなるとみんな同じホテルに宿泊することになります(部屋はもちろん、一人部屋になりますが)。
そうなると、ついつい旅行気分で友達と遅くまで話してしまい、寝るのが遅くなってしまったなんてことも。
自分でマイペースに勉強できる人ならいいですが、周りが気になってしまう人は、あえて学校が手配するホテルとは別のホテルに宿泊するのも一つの手かもしれません。
ちなみに私は、先生には「自分で探します」と断って、別のホテルに宿泊しました。
周りも気にならず快適に過ごせたのでよかったですよ。
そもそも、ホテルの環境に慣れないという人もいるかもしれませんね。
「枕が変わると眠れない」という人は無理にホテルに宿泊する必要はないかもしれません。
●同じホテルに同級生がいると気になってしまう人
●自宅のほうが落ち着いて勉強・就寝できる人
こういった人は、当日に移動したほうがいいのかもしれません。
まとめ
国家試験の前日に宿泊すれば、アクシデントや天候に左右されず、会場にすぐにたどり着ける!
しかし、慣れない環境のため落ち着かないというデメリットも。
メリットとデメリットを比較して、自分が落ち着いて当日を迎えられるほうを選択しよう!